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出典元：J-CASTニュース
巨人が波に乗れない。2025年6月5日のロッテ戦（ZOZOマリン）で1－2とサヨナラ負けを喫し、4連敗で貯金2に減らした。
【画像】主砲・岡本和真の長期離脱が重くのしかかる…セットアッパーの大勢は2試合連続救援失敗
■「阪神、DeNAに比べると得点力が明らかに見劣りする」
同点の延長10回。セットアッパーの大勢が無死満塁と絶体絶命のピンチを迎え、角中勝也を二飛、岡大海を投ゴロと代打攻勢をしのいだが、最後に力尽きた。
高部瑛斗を1ボール2ストライクに追い込み、4球目のフォークが高部の右足に当たる死球で痛恨のサヨナラ押し出し四球に。2試合連続救援失敗の大勢は座り込んだまま、ショックを隠せなかった。
交流戦は連敗スタートとなったが、投手陣を責めるのは酷だろう。
岡本和真が長期離脱した打線は明らかに迫力不足だ。「右大腿二頭筋損傷」から復帰した丸佳浩は5試合出場で打率.133、0本塁打と本調子にほど遠い。
5日の試合では、浅野翔吾が5回に右手首に死球を受けて途中交代。若林楽人も6回に左くるぶしに自打球が当たり、直後の守備から交代とアクシデントが続いたのも、弱り目にたたり目だ。
スポーツ紙デスクは「阪神、DeNAに比べると得点力が明らかに見劣りする。吉川尚輝、泉口友汰がクリーンアップで奮闘していますが、本来は1、2番でチャンスメークする役割です。ヘルナンデス、丸が状態を上げてスタメンに名を連ねないと、相手バッテリーに重圧を掛けられません」と指摘する。
巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんが3日に逝去してから、まだ天国に白星を届けられていない。本拠地・東京ドームに戻る6日の楽天戦は打棒爆発で流れを変えたい。
（中町顕吾）
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